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アスベストってなに?

☆【アスベストが使われている不動産の売却】


【アスベストが使われているかもしれない】



住宅環境で話題に挙げられる事も多いアスベストが使われた建物。
実際にどの様な場所で使われ、利用されているのか解らない方面多いのが現状です。

「この家、結構古いけど…アスベストとか大丈夫なのかな?」

「古くに建築したマンションなのだけど、大丈夫なのだろうか?」

「もし、アスベストが使われていたら…どうしたら良いのだろう?」

などなど。

アスベストに対して解らない事が多く、困惑されている方も多いと思います。

今回はアスベストが使われているかもしれない時の対処と対応をご説明したいと思います。


【そもそもアスベストとは?】



そもそもアスベストとはどの様な物なのでしょうか。

アスベストは『石綿』と呼ばれる鉱石の一種で、不燃性で加工がしやすく、不燃材料として
耐火建築物や耐火構造物などに使われ、気密性も高いので、断熱材・保温材・吸音材に利用
されてきました。

軽い特徴を活かし屋根や天井等に使われ、粘着性があるので塗料やセメント等に混ぜられ、
頑丈なので、強い力や摩擦のかかる場所に使われてきました。

以上の様に非常に有効な素材であった為、様々な場所で使用され『奇跡の鉱物』とまで呼ばれて
いました。

しかし、健康に有害である事が判明し、アスベストを使用しての建築が法律で規制されました。

今の新しい建物にはアスベストは使われませんが、当時には相当数のアスベストが使われた
建物があり、その対応に追われる事となりました。

健康被害も社会問題になり、関係機関も様々な対応をせざるを得ない状況にもなりました。

以上の様な問題から、アスベストが使用されている物件には、相応の対処が必要となって
きます。


【アスベストが使用されているかの確認】



アスベストが使用されているかは、ぱっと見た感じだけでは解りません。
アスベストっぽく見えても、実は違うと言ったケースもある為、専門の検査が必要になります。

アスベストが使用されてされているかどうかの検査は、建築物石綿含有建材調査者や、日本
アスベスト調査診断協会に登録された方、アスベストの検査を専門に扱う業者等に相談する
のが一番でしょう。

個人でアスベストが使われているかも知れないと気づけるポイントとしては、築年数が一番
の項目に上がってくるでしょう。

アスベストが使用され始めた時期は、1940年代、昭和16年近辺だとされており、
アスベストが第一回目の法規制がされる1975年代、昭和50年近辺が一番アスベストの含有量
が多く、法規制がされた後も1990年代までは頻繁に使われていたみたいです。

2000年代に使われていたとされるアスベストは、含有量が0.1%以下と規制がきつく、心配
される事がないかもしれません。

ですので、個人で出来る事としての代表格は、まずアスベストが使われていた時期に建築さ
れているのかをチェックする事が良いでしょう。



【アスベストが使われていた場合の対処】



では、アスベストが実際に使われていたらどうしたら良いのでしょうか?

アスベストは法改定で規制され、アスベストの含有量が定められています。
ですので、一概にアスベストが使われていたとしても、規制内であれば問題はありません。

ですので、アスベストが使われている事実を確認したのであれば、アスベスト専門の業者に
依頼しアスベストの含有量を調べ、法規制内に収まっているかを調査する事が重要になって
きます。

調査の結果アスベストの含有量が法規制を超える物であるのなら、専門の業者に依頼して、
アスベストの撤去や、アスベストの撤去が困難な場合は、建物そのものの解体を視野に入れて
計画を練らなければなりません。

アスベストの撤去や建物の解体には、特殊な工程や準備が必要な為、高額になりやすく、周辺
の環境にも気を配らなければならない為、アスベスト専門の業者と綿密に相談する事をオススメ
します。


【アスベストが使われている物件の売却】



まずは、アスベストがどの様な状況で使われているかをきちんと把握し、専門の業者の含有量
の調査証明書等が必要になってきます。

アスベストが使われているからと言って、物件を売却出来ない訳ではありません。

但し、如何にアスベストの含有量が法規制内に収まっていたとしても、無告知は無責任かと
思われます。
後々のトラブルを回避する為に、告知はしておいた方が良いでしょう。

アスベストが法規制外の場合は、契約状況によって異なりますが、特約条項にてアスベスト
が法規制外である事をきちんと説明し、撤去や建物の取り壊し、その他の対処を、売り主さん
と買主さん同意の上で特約条項を設定し、対応するべきでしょう。

アスベストの対応の費用に関して、売却価格に関わってくるかと思われますので、専門の業者
から見積もり等をもらい、入念に資金計画される事をオススメします。



【まとめ】



アスベストはその有用性から様々な物や場所で使用されて来ました。

しかし、その健康被害の甚大さからきつく法規制された物でもあります。

きちんと今の物件状況を確認し対応すれば、売却は可能です。

この様に一般の方には敷居の高い部類の案件なので、売却には手間も資金もかかりがちり
です。

もし、困られている方がいらっしゃっるのであれば、一度ご相談頂ければと思います。



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