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ホームインスペクションとは


☆【インスペクション解説!】



【インスペクションとは?】

中古住宅をお売りになられる時、お持ちの物件がどの様な現状であるのか気になられる方は
多いと思います。

「家を売りに出したいけど…築年数もそこそこ経っているし…」

「住んでいる分には全く問題は無いけど、専門的な視点から見たらどうなのだろう?」

「売り渡した後に、重大な瑕疵が見つかったりしないだろうか?」

などなど。

そんな『お家の状態の心配事』を、専門的見地から解決してくれるのがインスペクションです。


【インスペクションの内容】

インスペクションは日本語で調査や検査という意味です。
建物状況調査や住宅診断、建物検査等のホームインスペクションの総称でもあります。
簡単に言うと『お家の現状の状態調査』だと思って下さい。

住宅に精通した人(建築士等)が第三者的立場に立ち、建物の劣化状況や欠陥を調べ、
修繕や改修の箇所、メンテナンスの必要があれば時期を教えてくれます。

主に下記の事柄を調べます。

1 構造耐力上の安全性に問題のある可能性がある箇所。
  (基礎、小屋組、柱、壁、梁、床、床組、土台等の躯体部分)

2 雨漏りや水漏れが発生する可能性がある箇所
  (屋根、外壁、窓、小屋組、天井、内壁等の外装部分)

3 配管設備等の、日常生活に支障をきたす様な箇所
  (給水管、給湯管、排水管、換気ダクト等の設備部分)

これらを目視や計測測量を主に、目視や触診による『非破壊検査』を行います。
非破壊検査ですので、今住んでいるお家を傷つける様な検査では無いので安心して下さい。

この様に『専門的見地』からお家の状態を調べるのがインスペクションです。


【インスペクションの利点とは?】

まず、インスペクションの利点として挙げられるのはお家の状況を知る事で『売却する時
に追加で発生するかもしれない費用を抑えられる』が挙げられます。

上記で述べた通りインスペクションは『専門的見地』からお家を調査して結果をだすので、
『良い箇所』と『悪い箇所』を分ける事が可能で、『良い箇所』はそのままで、『悪い箇所』
は修繕して売りに出すのか、そのまま『現状』で売りに出すのかの判断ができます。

なので、次に買われる方は修繕するしないに関わらず『悪い箇所を知った上で買う』と
言う事になりますので、後からクレームを言われたり、修理費用を請求されたりする様な
リスクが低くなります。

次に挙げられるのは、『売却価格を決めやすい』と言う事があります。

物件価格の一番は『その周辺の物件相場』が一番大きなウエイトを占めていますが、インス
ペクションをする事により『修繕するしないの判断』が出来るので、予算が立てやすくなり
ます。

しかも、インスペクション済の物件とそうでない物件とでは『物件の安心感』は違います。
同じ価格で、同じ間取りのお家が有るとして、『正式な調査済み物件』と『未調査物件』
となら、どちらの方が人気が高そうか予想はつかれるかと思います。

また、次に買われる方も『良い箇所と悪い箇所の専門的見地』から判断しやすくなり、予算
の算段も立てやすくなり、買いやすくなります。


【インスペクションの注意点】

この様なインスペクションにも注意点はあります。

特段な別調査をしない限り、インスペクションは『目視や触診』による『非破壊検査』が
基本です。
ですので、見えざる瑕疵については『瑕疵担保責任』があります。
それに、お家の売却には例外を除き『土地』も含まれます。
なので『目視や触診』による『非破壊検査』で解らない箇所や、『土地』に対する
『瑕疵担保責任』は負わなくてはいけません。
そこは『既存住宅売買瑕疵保険』などを参考に対応する事をオススメします。

次の注意点はインスペクションに対する費用です。
スタンダードな検査からオプションを付けた検査、報告書の作成等の状況によって費用が
変わってきます。
それに伴った期間と準備も必要です。その段取りを無理なく行える様に、不動産屋さんと
相談する事もオススメします。



【まとめ】


昨今の状況で、中古市場は広がりを見せています。
色々な購入条件も有り、多様化の一途を遂げている市場でもあります。

その中で、インスペクションは売主さん買主さんが『スムーズに安心して売買出来る』
頼もしい制度です。
費用は掛かりますが、その対価で『安心』が買えるのであれば、安い買い物なのかもしれ
ません。

もし、お家の売却でインスペクションをお考えなら、ご相談頂ければ幸いです。

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