☆【名義変更や所有権移転に悩まれている方！】

【名義変更や所有権移転を考えている】

様々なご理由でお持ちのお家や土地の名義変更を考えられている方もいらっしゃると思います。

「相続で名義変更をしたいけど…どうしたらいいの？」

「妻に土地の名義変更と所有権移転したいけど…」

「良くしてくれた友人に、この家の名義変更と所有権移転したいのだけど」

などなど。

名義変更と所有権移転に悩まれる方は意外と多いのが現状です。

今回は名義変更と所有権移転のご説明をしたいと思います。

【名義変更と所有権移転】

不動産の登記には、不動産の所在や土地の大きさを示す地積や、建物の大きさを示す床面積
等を示す『表題部』と、所有権や抵当権や質権等の権利者や権利者に関わる内容が解る
『権利部』に分かれています。

この『表題部』と『権利部』は法務局にて一般公開している為、持ち主が古いままだと混乱
を招いてしまい、トラブルにもなりかねません。

なのできちんと正しく『名義変更』をし、『所有権移転』を完全にしなくてはいけません。

登記には不動産の権利関係を法的に示す重要な役割があるので、正確に手続きする必要が
あります。

基本、名義変更や所有権移転登記は個人でも出来るものでもありますが、正確に正しく
登記する事や、専門的な知識や手続きも必要になってくる為、現実的ではありません。
なので、専門的な知識のある司法書士等に代行してもらった方が確実でしょう。

【名義変更と所有権移転が必要な事柄】

名義変更と所有権移転が必要な事柄の代表的なものは相続でしょう。

ご家族やご親類に不動産を相続させる時には避けては通れません。
名義変更する事によって、相続した事を法的に登記出来るのですから当然でしょうか。

相続以外にも生前贈与や贈与、単純に売却された時にも必要な事柄になります。
売却時は売買代金の受領と同時に行われるのが一般的で、相続や生前贈与、贈与は、名義変更
や所有権移転が完了した事で、相続や生前贈与、贈与が完了した事になります。

この様に、法的に登記する事によって、その権利が保証されていると言う事です。

【名義変更や所有権移転の注意点】

まず名義変更と所有権移転で注意したいのが、今現在の権利関係がどうなっているかの把握です。

お持ちのお家や土地に抵当権や質権、先取特権等その他の権利が登記されているならば、
名義変更と所有権移転を行う前に、抹消の相談や手続きの準備をし、前もって抹消するか、
同時抹消を行える様に段取りする事が必要です。

次に、相続や生前贈与、贈与に関する名義変更と所有権移転には、それぞれ各々に関する
税金が発生致します。
相続税、贈与税等が名義変更と所有権移転の日を起算として発生し、税金を収めなくては
いけません。
予め、税金が幾らになるのかを計算し、用意しておくのがベストでしょう。

不動産の売却ならば、物件の決済と同時に登記になるのが慣行ですが、相続や生前贈与、贈与
等は、名義変更と所有権移転登記が遅れがちになり、実際に物件を引き渡して登記せず、
実際の所有権だけが独り歩きして、そこから別の人に所有者が渡り等してしまう事例も過去に
有る為、登記されている所有者と実際の所有者が違う等のトラブルになりかねない事もあり、
速やかに名義変更と所有権移転を済まされる事をオススメします。

【まとめ】

名義変更と所有権移転は個人で出来ると言っても、限度はあります。
特に大きな取引になりかねない不動産の名義変更と所有権移転なので、相続や生前贈与、贈与
する事になって、たとえ親しいと言えど節度を持って専門家に相談されるのが、後々良い結果
を生むことに繋がります。

相続や生前贈与、贈与に絡んだ物件の売却を考えられている方は、ぜひ一度ご相談頂ければ
と思いますので、お気軽にご相談下さい。