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事故物件の売却について

☆【事故物件の売却を考えている方!】


【事故物件を売却したい】



様々な状況でお持ちのお家や土地が事故物件となってしまったケースもあられると思います。

「事故物件って売れるのだろうか?」

「事故物件ってどういう事を言うのだろう?私達はあてはまるのかな?」

「事故物件を売りに出す手順ってあるのかな?」

などなど。

事故物件の所有となってしまった方は様々なお悩みを抱えてられると思います。

今回は事故物件の売却についてご説明したいと思います。



【そもそも事故物件とは?】



そもそも事故物件とはどんな状況になった物件の事を指すのでしょうか。

一般的に事故物件と言われる物の大半は『心理的精神的瑕疵』のある物件を指します。

物件の瑕疵については、雨漏りや基礎の不具合等の『物理的瑕疵』と、心理的や精神的に
影響のある『心理的精神的瑕疵』に別けられます。

この『心理的精神的瑕疵』とは主に目に見えるものではありません。
その事柄のせいで心理的苦痛や精神的苦痛が伴われると思われる瑕疵になります。

具体的に言うと、他殺や自殺、孤独死、事故等の『自然死』以外の事柄を指します。
人の生き死にだけではなく、明確な基準は定かではない部分もありますが、近くに墓地や
嫌悪又は、迷惑施設が立地していたり、近隣に指定暴力団構成員等の事務所や住居がある
等も含まれます。

『自然死』については『事件性の無い死亡原因』事を指しますが孤独死に関しては事件性
が無くても『心理的精神的瑕疵』に該当する為、告知が必要になります。

逆にご自宅でご家族が『自然死』された場合には、告知の必要はありません。

具体的に言うとご自宅でご家族の見守りの中、家族の誰かがお亡くなりになられた時は
『自然死』になると言う事です。

医療施設が発達している昨今では、病院等でご家族の最後を看取られる方も増えていますが、
江戸時代や明治、大正、昭和等は、むしろご自宅でご家族の最後を看取られる方の方が普通で
その『自然死』は当たり前の事であり、告知の必要など無かったからです。

簡単に言うと『自然死』の起こり得ない宅地を探す方が難しく、宅地としてお家が存在する
限りは、人の生死は必ずついてまわるものであり、必然であるという事になります。



【事故物件の売却方法】



まず、事故物件の売却で一番大切な事は『心理的精神的瑕疵を必ず告知』した上で、売却を
進めると言う事でしょう。

『心理的精神的瑕疵を必ず告知』せずに売却を進めると、後々に大きなトラブルになり、
『契約不適合責任』を問われる事になります。

その上で、物件の売買価格を決定しなければいけません。

事故物件の売買価格は、地域や状況によって変化もありますが、大体周辺相場の4割~7割
が相場になってきます。

『心理的精神的瑕疵』によって大きく不動産の資産価値が変化する為、『心理的精神的瑕疵』
がある場合は、周辺の物件相場で売りに出したとしても、恐らく買い手は見つからないでしょう。
『心理的精神的瑕疵』が発生してしまった不動産を所有してしまったら、売却価格は周辺相場
より安くなる覚悟は必要です。

お家の中で『心理的精神的瑕疵』が発生した場合は可能な限り修繕をして、『心理的精神的瑕疵』
がこれ以上不動産の資産価値を減らさない努力をする必要があります。

個人で修繕するのは難しい場合が多いので、不動産屋さんや警察、市区町村等に相談して、
修繕方法を模索しましょう。

重大な『心理的精神的瑕疵』の場合は、建物の取り壊しも視野に入れ、考えなければなりません。
建物解体後、地鎮祭等も考え段取りする事をオススメします。


【事故物件売却の注意事項】



まず大切なのは『心理的精神的瑕疵を必ず告知』して売却する事です。

『心理的精神的瑕疵』は高確率でトラブルになる事が多い為『心理的精神的瑕疵を必ず告知』
して売却する事を絶対にしておく事をオススメします。

次に大切なのは『心理的精神的瑕疵』がある為に売却価格を周辺相場より安く設定する事
でしょう。

たとえ『心理的精神的瑕疵』があったとしても売却価格が折り合えば、次に買われる方は
いらっしゃいます。
ですので、周辺の物件価格に詳しい不動産屋さんの協力してもらって、売却価格は決められる
方が良いでしょう。

時間が経つに連れ風化すると思われがちな『心理的精神的瑕疵』ですが、意外と当時の事を
知っている方がいたりと、時間が立つに連れ悪い状況になりかねません。

売却価格を決められる時は、時間の経過による悪化や、不動産を所持する上でのコスト
(住宅ローンや税金等)のも考え、早期に解決出来る道を探す事もオススメします。

売却物件の手直しや修繕は、専門の業者や詳しい所にお願いして、原状回復を試み、重大な
『心理的精神的瑕疵』の場合は建物の取り壊し、建物が取り壊せないマンション等であれば
フルリフォームも視野に入れ、『心理的精神的瑕疵』が少しでも和らぐ努力はするべきでしょう。

地鎮祭や鎮魂祭を行うのも効果的と言われていますので、検討しましょう。

【まとめ】


事故物件を意図せずに所有してしまったは色々と悩まれると思います。

しかし、事故物件だとしても、売却価格が折り合えば買われる方はいらっしゃいます。

『心理的精神的瑕疵』は言い方を変えると気持ちの問題とも言えるので、全く気にしない
方は、全くと言って気にしません。

なので『心理的精神的瑕疵』があるが故に安く設定された売却価格に魅力を感じるのです。

事故物件は一般の方には売却が高いと思われる要素が沢山あります。

事故物件の売却を考えられて居る方は、一度ご相談頂ければと思います。

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