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物件を売却する際に綺麗にしておかないと売れないんじゃないの?
こんな汚れている物件で売れるの??
このような質問をよくいただきます。
本日はこちらについて回答していきたいと思います。
1.最近の中古住宅購入者の動向について
近年での中古住宅購入のお客様はリフォームすることが前提で購入する方が多いです。
理由としては住宅ローンと一緒にリフォームのローンを組むことができ、現在は超低金利の時代だからです。
トータルのコストを比較しても注文住宅よりも中古住宅を購入して自分好みのリフォームを行う方が費用が抑えれる傾向にあります。
これは日本の不動産の評価基準の問題でもあります。
建物には構造により、耐用年数というものが決まっており、築年数が経てば経つほど評価額が下がっていきます。
どんなに綺麗に手入れを行っていたとしても耐用年数を超えた物件であれば価値が0になるということです。
価値が0ということは売却時は
土地の値段=土地+一戸建て
になるということです。これであれば一から建物代を払うよりも中古を購入して自分好みのリフォームを行った方が費用を抑えることができるといえます。
当然リフォーム代が安く抑えれる物件の方が購入者の方からしたら良いのですが、内装については購入者の好みが大きく出てしまう部分となりますので基本的には売主様でのリフォームはする必要はないと考えます。
リフォームしない分、物件の売却価格を下げた方が喜ばれる傾向にあります。
2.ただし、ハウスクリーニングは行った方が良い
上記では壁紙や床の張替えのようなリフォームは売主様で行わない方が良いとお伝えしましたが、ハウスクリーニングは例外です。
購入した後にリフォームする人が多いならハウスクリーニングもしなくてもよいのでは?っと考える方も多いと思います。
ハウスクリーニングについては実用的な意味ではなく、案内時のイメージ関わる部分だと理解していただきたいのです。
・埃だらけの家
・水回りが水垢だらけ
これだけでも印象が悪くなってしまいます。
また、購入希望の方は前の入居者の方の生活感が残っていることを嫌がる傾向にあります。
ですのでハウスクリーニングに関しては別物だとお伝えしたいのです。
3.まとめ
ここまで不動産を売却する際に綺麗にした方が良いのかという部分についてお話させてもらいました。
しかし、最終的には売主様の気持ち次第だと思います。
物件は綺麗な方が当然良いのです。
しかし、中には重要な部分と重要でない部分があり、そこを理解した上で判断してもらいたいと思います。
物件を売却するということは人生で何度もあることではないですし、思い入れもあるでしょう。
売却した後に少しでも手元にお金が多く残る方法を一緒に考えていきたいと考えております。
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