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不動産を売却する際にかかる費用について
今回は不動産を売却する際にかかる費用について解説していきたいと思います。
不動産売却後に手元に〇〇万円は残したいと考えている方も多いでしょう。
このページでは必ずかかる費用について説明させていただきます。
1.譲渡所得税、住民税
はっきりと申し上げます。ここが一番大事な項目です!そして一番知りたい項目であることも間違いないでしょう。
ホームページによってこの項目を記載していない不動産会社も多くございます。
しかし、実際に一番重要で費用がかかる部分はこの譲渡税といっても過言ではありません。
税金の計算は難しいのじゃないの?と考えている方もいるかと思いますが、内容を理解してしまえば簡単です!!
不動産を売却すると譲渡所得税と住民税という税金が発生致します。
ここでは二つを合わせて譲渡税と称して記載致します。
この税金の計算方法は文字で記載すると大変シンプルです。
【(売却値-取得費)×0.2】
どうでしょうか?難しいですか?
要するに不動産を売却して出た利益の約20%が税金になるということです。
※正確に言えば2021年7月現在の税率では20.315%ですがややこしくなるので20%でお話します。
取得費についてはその名の通りで理解しやすいかと思います。
物件を購入した際にかかった費用のことです。
購入した際の売買契約書や領収書が取得費を証明できる書類となります。
取得費を証明できる資料がないという場合については売却値段の5%が取得費とされます。
(この5%は低すぎる気が個人的にはします。。。)
ですので物件を購入した時の資料が大事に保管しておきましょう!!!
また、売却を決めた際は資料を探しておくことが大切となります。
さてここまで見てもらうと税金高すぎる!!!!こんなにかかるなら売却できない!!!!と考えた方もいらっしゃるでしょう。
しかしお待ちください。
居住用物件を売却した際の特別控除という制度がございます。※2021年7月現在
これは実際に居住している物件を売却した際に先ほどの計算式の利益部分から3000万円を控除してくれるという制度です。
この制度があることによって居住用の物件であれば譲渡税は0になる場合がほとんどですのでご安心ください。
最後に所有期間による税率の変化もありますが、これは簡単に記載します。
物件所有者の方が個人の場合限定となります。
5年以内か5年超かで判断されます。5年以内の場合だと短期譲渡とみなされ5年超の場合の約2倍の税金が発生しますのでご注意ください。
2.仲介手数料
不動産の売却をお願いした不動産会社に支払う費用です。
金額については決まりがございます。
売却価格
200万円以下 売却価格の5%+消費税
400万円以下 売却価格の4%+2万円+消費税
400万円超 売却価格の3%+6万円+消費税
例えば3000万円の不動産を売却した際では100万円以上の仲介手数料が発生するということです。
少々宣伝させてもらいますが、当社で不動産売却を行った場合、仲介手数料が最大無料となります!
3.印紙税
印紙税は特定の文書に課税される税金となります。
不動産の売買契約書が特定の文書に該当するため、必要となります。
不動産の売却金額によって印紙税の金額は変わりますが、1,000円~30,000円程度で考えておいてもらえれば問題ありません。
4.住宅ローン等の残債がまだある場合
上記3番までが不動産売却の際に必ず発生する費用となります。
次によくあるのが住宅ローン残債が残っている場合です。
残債をすべて返済しないと売却できないというのはもちろんのことですが、抵当権を抹消するという費用が必要となります。
抵当権の抹消については司法書士の先生が行ってくれますが、その費用は2万円前後を見ておくとよいでしょう。
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