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連棟式物件の売却方法

☆【連棟式のお家を売却したい方に!】

 

 

【連棟式のお家を売却したい】

昭和や平成の時代に多く建築された連棟式(長屋式や二戸一式)と呼ばれるお家を売却
したい方の為の売却方法です。

連棟式とは簡単に言うと、家と家の壁を共有し土地を活用して家々を建てる建築方式です。
長屋式とか二戸一式とか、連なる家の個数で呼び名が変わったりしますが、家の壁を共有
して建てられている方式を指します。

土地を有効活用して、多くの家を建てる事が出来る為、当時は流行った建築方式になります。
しかし、壁が隣とくっついている事や、単独での販売が難しいため難易度が高めになってい
ます。

今回は連棟式の物件を売るにはどうしたら良いかを説明したいと思います。



【連棟式のお家を売る為の下準備】

連棟式のお家を売却するには、色々と下調べと調査が必要になります。
まず、お家がどういった感じで連棟になっているのかを調べないといけません。
大きく分けて、完全長屋式と少数戸連棟式に分けて説明したいと思います。

昭和時代の物は壁全体完全に壁がくっついて共有している事が多いです。
なので、連棟(壁同士がくっついたまま)売却する事が多いです。
土地も共有になっている場合もあり、一戸建てと言うよりマンションに近い感じでの販売
になる事が多いです。

平成時代の物になると、将来の切り離しを前提として建てられている、壁の一部が隣の家
と共有(くっついている)少数戸連棟式の二戸一式や三戸一式があり、こちらは土地を
分筆して登記している事が多く、難易度は連棟式の中でも低めとなっています。

両方のどちらの形式にしても、しっかりとした物件の下調べが必要になります。


【完全長屋式の物件販売方法】

まず壁全体完全に壁がくっついて共有している完全長屋式です。

こちらは建物を切り離す事が難しく、土地も分筆せずに共有になっていたりする場合もあり
ますので、マンションの様に『建物の評価』に物件の価格を左右される事になります。
しかし、マンションと違い木造で建てられている物が多く、建物自体の評価も低めに
なりがちです。
土地も共有なら再建築も難しく、再建築不可に近い物として売りにださなければなりません。

お家を買う時には住宅ローンを使う方が多いので、上記の理由から金融機関からの担保評価
が低くなり多くの住宅ローンが組む事が出来ず、必然的に売却価格を低めに設定しないと売
れない事となります。


【少数戸連棟式の物件販売方法】

続いて将来の切り離しを前提として建てられている、壁の一部が隣の家と共有(くっついて
いる)少数戸連棟式の二戸一式や三戸一式です。

こちらは壁の一部が切り離せる様になっていて土地も分筆している事が多くあります。
法律で定める要項をクリアし、金融機関の定める要項もクリアできて一般物件に近い評価
を得られます。

しかし、小戸数でも連棟式ですので、条件によっては再建築不可あつかいになり、
金融機関の担保評価が低くなり、多くの住宅ローンが組めず売却価格を低く設定しなければ
ならない場合があります。

再建築不可にならない為の条件として下記に上げる物があります。

1 『建築基準法上の幅4m以上の道路に2m以上接道』しているか。

2 分筆している土地が市区町村が指定した、最低敷地面積を満たしているか。

まず、この2つの要項が再建築不可にならない為の条件最重要項目になります。
その上で金融機関の担保評価の査定に関して、

1 現行建築基準法に適合しているか。違反建築に当たらないかどうか。

2 切り離しを安全に行えるかどうか。同時に隣人に対して切り離しの同意をえられているか

上記の2つも住宅ローンを組む上で関係してきます。
これらの条件をクリア出来る事が望ましいです。

これで、切り離し可能な連棟物件として売りに出す事が出来るのです。



【まとめ】

連棟式(長屋式や二戸一式)の物件の売却は、一般の物件の売却とは違います。
ですがきちんと下調べをして『正確で正しい方法』で『きちんと手順を踏まえて下調べ』を
する事で、安心して物件を売却する事が可能です。
物件の事で何かお悩みが有るのであれば、お気軽にご相談頂ければと思います。




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