☆【不動産の買取ってどうなの？！】

【不動産を買取はどうしたら？】

お家を売られる時、普通に販売するよりも早くに売却したい方もいらっしゃると思います。
すぐに手元に現金が欲しいとか、次の物件が決まっていて、早く引っ越ししたいなど。
理由は色々あられるとも居ますが、いち早くに物件を現金化出来る買取の説明をしていきたい
と思います。

【物件買取のメリット】

まず、物件買取のメリットとして一番に挙げられるのが、素早く物件を現金化出来る事が
挙げられるでしょう。

買い替えなどに多いのが、今住まわれている物件の住宅ローンを完済した後、次の物件の
住宅ローンを組むと言う方が多いです。
その為、次に買われる物件に対して、今の物件が売れる事が条件の買い替え特約などの条項を
追加して、新しい物件の契約に望む方がほとんどです。

その時に、今の物件が売れる期間が設定され、その期間内に物件が売れなかったら、白紙解約
になる等の特約が設定される事があります。
その期間内に売れない時に、買取があれば住宅ローンを返済した後、新しい住宅ローンを組む
事が出来ます。
この様に『時間的な制限』を無視して次に進めるのが買取の良い所です。

次に挙げられるのが、物件を売る事を秘密裏に行いたい時や、内覧等が出来ない場合です。
物件を売りに出すと、宣伝媒介（チラシやホームページなど）にお家が載る事になります。
当然、見に来られる方もいらっしゃいますし、お家の中も見られに来られます。
そう言った事柄をしたくない又は出来ない理由があられる方にも適しています。

もう一つは、現金化が早いので、予算の計画が立てやすい事も挙げられます。
予算の計画が立てやすいと、色々とスムーズに進む事が多く、非常に役に立ちます。

【物件買取の手順】

一般的な物件買取の手順として、不動産屋さんに相談するのが一番の近道になります。

不動産屋さんは実に色々な不動産取引経験を元に、物件を取引しております。
なので、物件の状況を調べて、どういった販売手段が適しているかの最適解を導き出して
くれるのです。

その上で最初に決める事は『最終販売価格の決定』でしょうか。
実際に幾らで売れて、諸費用が幾ら掛かり、税金等を支払った上で、手元に『最終手取り額』
として幾ら欲しいかを計算しましょう。

しかし、買取価格にも『周囲の物件相場』が存在します。
通常、物件買取の標準的な価格帯は『物件相場の約７０％程度』と言われています。
その事を踏まえた上で『最終手取り額』と相談して、売却価格を決めるのが良いと思われます。

次に物件の情報を不動産屋さんに素早く伝える為に、必要書類を揃えておくと良いでしょう。

物件の権利書、土地建物の謄本、地積測量図、建物図面などですね。
マンションの場合は、購入時に貰っているパンフレット等も解りやすくて良いです。
謄本関係は法務局で出せますので、もしお時間が有るなら手に入れておく事もオススメします。

その他として、住宅ローンがあるなら住宅ローンの残高証明、その他の金融機関から売却物件
に対しての借り入れがある場合は、そちらの残高証明も必要になります。

固定資産税等の納付書やそのコピーもあれば良いかと思います。

【物件買取の注意点】

一番の注意点としては『物件価格の上下幅』になるかと思います。
普通に売りに出すよりは、安くに販売する事にはなります。
『時間的制限』が全く無いのであれば、売れないかもしれませんが、高い価格でずっと売り
に掛ける事は可能です。
売れるのが3年後になるか5年、下手したら10年掛けても良いのでと売りに出す方も
いらっしゃいます。

買取は『時間的制限』を買っていると思って頂いたらと思います。
時は金なりと昔の人は良く言ったもので、その時期や次節を逃すと、かえってコスト
パフォーマンスが掛かり、逆に損をする事さえありえます。

難しい所ですが慎重に『時間的制限』の有用性を考えて、売却価格を決めて頂いたらと
思います。

【まとめ】

今回は物件の買取についての簡単な例を紹介いたしました。
『時間的制限』の優位性に加えて『即金性』も高い物件の買取です。
有用に計画的に実行出来れば、非常に役に立つ方法でもあります。

慎重にコストパフォーマンスを考えて、不動産のプロである不動産屋さんに相談して下さい。
何かしらのお力になれるかと思いますので、是非一度ご相談頂ければと思います。