☆【不動産売却に関する必要書類と利用方法を知りたい】

①【不動産売却に関する必要書類と利用方法】

不動産の売却にあたって、実に様々な書類が必要になってきます。

「家を売りたいけど…必要書類は何がいるの？」

「どの書類を用意すればいいかわからないよ…」

「権利書が無いのだけれど…」

などなど。

不動産売却は大きな売却になる為、実に多くの書類が必要になってきます。

今回は不動産売却に関する必要書類とその利用方法に付いてご説明したいと思います。

②【必要書類は用途別、利用別で集める】

不動産売却に関しての書類を集めるには、まず、ご自身の状況を理解、整理しましょう。

１つ目として、お家や土地の必要書類から見ていきましょう。

まずは、土地やお家の権利書があるかどうかです。
土地やお家を買われたのが随分と前の場合は、どこにしまったか解らなくなってしまっている
ケースが多々あります。

基本、権利書は再発行されません。
しかし、権利書の代わりになる物は発行されます。
それが事前通知と資格者代理人による本人確認情報の提供の制度です。
上記にて権利書が無くても本人確認が出来る様になっています。
ですので、権利書を紛失したからと言って、売却が出来ないわけではありません。

次に固定資産税の納付書等の税金の解る書類になります。
こちらは売却不動産引き渡し時に、固定資産税が日割り計算になる為に必要になります。

物件に関しては、権利書と固定資産税等の税金の納付書があるかどうかをチェックです。
マンションの方は共益費と管理費の手続きも必要になる為、管理会社に連絡して必要な書類
を用意する事をお忘れなく。

別途マンションに関しては駐車場も一緒に売却される場合もある為、その駐車場部分の必要
書類もチェックしておきましょう。

２つ目としては、売却されるご本人の状況です。

売却される不動産を金融機関等から融資を受けて買っていて、まだ完済していないのであれば、
その融資の残高証明が必要になります。

売却時に抵当権抹消の手続きが必要になる為、今現状の残高が解る残高証明を元に、融資の
返済を考えましょう。

その他としては、ご商売をされている方でしたら、リースしている機材の整理、次の買い主
さんに共益費等その他の費用を引き継ぎしなければならない場合は、その書類を用意しましょう。

ご商売をされている方に関しては、次の買い主さんに引き継がなければ行けない費用に関しての
書類を用意する事が必須です。

３つ目としては本人確認の書類になります。

印鑑証明書や住民票、その他財産分与や相続での売却の場合は、それに付随する書類、代理者
であれば、それを証明できる公的な書類が必要になります。

それぞれの状況に合わせ、売却に必要になりそうな項目をまとめておく事が、書類の集めやすさ
に繋がるので、事前にチェックや不動産屋さんに相談しましょう。

４つ目としては、売却不動産に関する他の権利部分の書類になります。

例としてあげれば通行権等の念書や覚書等の売却物件に付随する権利に関する書類になります。

特に他に収益（不動産的に果実に当たる部分）や接道に関する書類等は必須になります。

その他の引き継がなければいけない権利の書類は全て用意しましょう。

③【必要書類を集める上での注意点】

必要書類を集める上での注意点としては『書類には期間がる』事です。

印鑑証明や住民票等の公的書類等は、発行されてからの有効期間を指定される場合があります。
期限が切れていれば再発行しなければいけなくて、発行の為に時間が掛かる事はそこそこあり
ます。

期限の切れそうな書類に関しては、提出する日から逆算して、事前に用意を段取りする事を
オススメします。
特に遠方等で書類の発行に時間が掛かる場合もあるので、注意が必要です。

権利関係の書類も、権利書紛失しているのであらば、予め早くに手続きの準備をし、時間の
短縮を目指しましょう。

不動産売却に関して必要書類は意外と多くなる場合も多く忘れがちになり、時間が掛かって
しまうケースも多いので、上記を参考に、『物件に必要な書類』と『ご本人に必要な書類』
に分けて、リストアップする事を非常にオススメします。

物件の決済日に必要書類をお忘れになると、最悪決済できない事となり違約にも繋がりかね
ません。

不動産屋さんと密に相談して、必要書類が不足していないか、必ずチェックしましょう。

その他の公的書類が必要な場合は、決済日やその書類が必要な日から逆算して、用意するのが
オススメです。
意外と時間の掛かる公的書類もある為、事前に公的機関に確認して、期間を調べておきましょう。

④【まとめ】

不動産屋の売却に関して、必要書類の多さに戸惑われる方も多いです。

しかし、不動産屋さんと密に相談して、事前に準備をしていれば対応は可能です。

きちんとリストアップして整理をし、提出期限に間に合うように段取りしましょう。

意外と忘れがちになりやすい提出書類。

円滑に取引を行う上で必須になる為、大切な事柄です。

不動産の売却をお考えになられたら、一度ご相談頂ければ幸いです。