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二世帯住宅の売却について

☆【二世帯住宅の売却をお考えの方!】☆




【二世帯住宅を売却したい】

今二世帯住宅を持っていて、お売りになられたい方もいらっしゃると思います。
しかし、二世帯住宅ゆえ色々なお悩みもあろうかと思います。

「二世帯住宅だけど、普通に売却して良いのだろうか?」

「最近の流行りを考えて売れるのだろうか?」

「コストを掛けて建築したので、少しでも元を取りたいけど…」

などなど。

二世帯住宅ならではのお悩みかと思います。

今回は二世帯住宅の売却のご説明をしたいと思います。

【そもそも二世帯住宅とは?】

一言に二世帯住宅と言っても、色々な形があります。
それぞれのご家庭に応じた好みで作られているためです。
それぞれの特徴がご自身のお家のどれに当たるかを確認してみましょう。


1 完全共有タイプ

  これは、完全に全てのお部屋や水回りなどを共有しているタイプになります。
  全て共有で使っている為、各部屋数が多かったり、水回り等が大きめな規格
  の物を使って居たりするのが特徴です。

  
2 一部共有タイプ

  こちらは、一部のお部屋や水回り等を共有で使っていて、ある程度のプライバシー
  空間を保つ事が出来るタイプになります。
  一番多いのが、各々のお部屋は別で、キッチンやお風呂、トイレ等を共同で使って
  いる感じになります。
  場合によっては玄関が2つある事もあります。


3 完全個別タイプ

  こちらは、完全に2つの世帯でお部屋や水回り等が別れており、玄関等も完全に
  別れているタイプになります。
  色々な個別タイプが有り、建物がほぼ2つに別れていて一部が渡り廊下的に建
  物とくっついていたり、一つの建物ですが玄関が2つ有り、中で完全に別れてい
  たり等、分け方によって違いがあります。
  完全にプライパシーを分けてしまっているタイプです。

【各タイプ別の売却の特徴】

1 完全共有タイプ

  完全共有タイプは、一番売り出しやすいタイプとも言えます。
  その理由は、完全に共有している為『少し広い一戸建て住宅』として売りに出す事も可能
  になるからです。

  一般的な住宅の様に間取りや水回り等が有るので、スタンダードとして売りに出す事が
  出来ます。
  なので『二世帯住宅を希望される方』と『普通に一戸建て住宅が欲しい方』の両方の
  ニーズを取り込めます。

  間取りが普通より広かったり、水回り等が大きめなサイズの物を使っていたり等、若干
  の余裕も普通の一戸建てに比べて魅力に感じるかもしれません。
  ですから、『二世帯住宅を希望される方』と『普通に一戸建て住宅が欲しい方』の
  両方をターゲットに売却を進めて行くと良いと思います。


2 一部共有タイプ

  一部共有タイプは、各々のお部屋や水回り等が共有になっている為『二世帯住宅限定の方』
  限定になる事が多いです。
  間取りによっては、キッチンが2つあって、お風呂が共有、各お部屋が別々等、二世帯で
  住む間取りを作っている事が多く、家族の趣向等も強く出ている事もあって、好みの別れ
  るお家になっている場合も有ります。

  また、それぞれ一部共有にしている為、間取りが一般的な間取りに比べて狭くなっている
  事もあるので『二世帯住宅限定の方』がメインに売却する事なってくるかと思います。
  『二世帯住宅限定の方』を売却のメインにしつつも、『一部改装する事により、一般的な
  住宅にも改装可能』等の対策をある程度練っておく事をオススメします。

  そうする事により『二世帯住宅限定の方』と『ある一定層の一般の住宅購入の方』に
  売却出来るかもしれません。

  
3 完全個別タイプ

  完全個別タイプ完全に全てが別れている為『二世帯住宅限定の方』のみに対しての売却
  とお考えになられるかと思いますが、実は違います。
  『完全に全てが別れている』為、一家族のみで購入されて『別れて使わない方』を賃貸
  にして、金融機関からのローンに当てる等の『住居兼収益物件』として売却も出来ます。

  更に土地が広く、建物が渡り廊下等の一部しかくっついていない場合、建物を切り離し、
  土地を分筆して2件の売却物件として売り出す事も可能です。
  切り離しや分筆等は、金融機関の融資の残高や市区町村で定められている面積等の制限
  も考えなければいけませんが、選択肢の一つとしては有効になります。

  『二世帯住宅が欲しい方』や『住居兼収益物件を欲しい方』等、売却方法は限定的では
  ありませんが、間取りが2世帯住宅特有のコンパクトな間取りになっている事も多く
  有る為『一般的な住宅を購入したい方』のニーズは無いかもしれないのがネックになります。
  『二世帯住宅が欲しい方』や『住居兼収益物件を欲しい方』をメインに売却を進める事
  をオススメします。

【二世帯住宅売却の注意点】

二世帯住宅は上記でも述べた通り、一般の住宅とは若干違った売却方法を考えなければいけません。
さらに、昨今の少子化の影響で、二世帯住宅のニーズは少なくなっています。
一般の住宅に比べて『少し売却に時間が掛かる』覚悟をしておいた方が良いでしょう。

しかも、二世帯住宅は最初に建てるコストが一般的な住宅に対して高い事が多く、売り出す
時の売却価格も高くなりがちになり、買われる層が限定的になりがちなのもネックになります。

しかし、ある一定数の『二世帯住宅が欲しい方』や『少し広めな住宅が欲しい方』や『住居兼
収益物件を欲しい方』がいらっしゃると思います。
特に『二世帯住宅が欲しい方』で売却される二世帯住宅の間取りを気に入ってくれる方でしたら
新築で建てるよりもコストの良い中古物件を選ばれる方もいらっしゃいます。
そう言った『ニーズ』に素早く応えられる様に、ご家族内で『内覧時の段取り』等を話し合って
、スムーズに内覧出来る様に準備するのも大切になってきます。

また、二世帯住宅はその特性上、他の親族等の方と共有名義で物件を所持していたり、共同で
金融機関からの借り入れ等をしている事もあるので、事前にしっかりと『売る事に対しての
同意書』や金融機関等の共同名義者の残高証明等も必要になって来ますので、準備しておく
事もオススメします。

【まとめ】

二世帯住宅は今現在のニーズからは少し離れているかもしれません。
しかし『それぞれにあったニーズ』と『周辺相場に適した売却価格』が合えば、決して難しい
売却では有りません。
時間が掛かる事は事実かもしれませんが『この二世帯住宅の間取りが好き』や『収益も出来て
嬉しい』等の『ピタッとその方に当てはまる』時も有るのが二世帯住宅の特徴でもあります。

普通の住宅の売却とは一風変わった形になって戸惑いも多いかと思われますが、不動産のプロ
である私達に、一度ご相談頂ければ幸いかと思います。  

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